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ウェイトコントロール

 

《 太るのは損ばかりだ 》

 

水泳選手に限らず、スポーツにおいてや、生活を楽しむのにおいてでさえ

ウェイト(体重)をコントメールすることは、大切です。

ウェイトがあると、ないでは、どんなスポーツの成績にも影響します。

お相撲さんだって例外ではありません。

お相撲さんは太っていると思うかもしれませんが、あれは太っています。(ガクッ)

でもただ太いのではなく、あのずうたいの中は筋肉の固まりなんです。

もし脂肪のブヨブヨだったら、あんなに激しい動きができるわけありません。

あの体でマラソンはできるし、足を開いて股が床につくのです。メチャ軟らかいです。

だから、どのスポーツにおいても、ウェイトをコントロールするのは重要なことです。

水泳においても、太っていると、そうでない人に比べると、何もしていなくても抵抗が多く

ただでさえ抵抗が大きい水泳の世界では、致命傷に近いでしょう

 逆に、痩せているのはいいのかというと、そうではありません。

ガリガリだと抵抗は少ないかもしれませんが、浮力が少なく、沈みやすいということは

それも抵抗を産み出しやすくなります。(太っていることよりは良いですが…)

 また、別にスポーツしていなくても、太っていることは害になります。

例えば、高血圧脂質異常を助長します。またコレステロール値の上昇糖尿病にも

かかりやすくなり、かかると多くの合併症があなたを待っています。

あげくの果ては、心臓病を引き起こすのです。

「アメリカ医師会ジャーナル(JAMA)」誌は、

「男性の高血圧症の78%と女性の高血圧症の65%の直接原因は肥満かもしれない」としています。

アメリカ・ガン協会は,「著しく太り過ぎている」(理想体重を40%以上超過している)人は

「ガンにかかる率が高くなる」と述べています。

 ですから、ちょうどよいというのが1番いいのです。でもそれを維持するのが1番難しいです。

気をつけてないとすぐに太ります。 維持するのには、どうしたらよいのでしょうか?

健康にダイエットするにはどうしたらいいでしょうか?

 

≪水泳でやせれるか?≫

 

多くの人は、ダイエットするのに水泳を選びます。

でも、水泳は本当に痩せれるのでしょうか?

多くの人の意見を聞くと、水泳を始めても、ちっとも痩せれないと言います。

それはなぜでしょうか?

その原因を挙げてみます。

 ① 水泳は全身運動なので、陸上にいるよりも非常に多くのカロリーを消費します。

   すると水から上がったときに、体内では失われたエネルギーの補充を欲しはじめます。

   それで、ガツガツ、ムシャムシャ食べると・・・・・・。

    「あら、水泳やったのに太ってるー」となります。

 ② 泳いでいる最中に多くの水をとり続けていると、なぜか体が重くなります。

   それはあたりまえです。だって水1リットルで、1キロの重さがあるからです。

   でもこれは泳いだあと、1時間もすれば解消されます。

   そのあとは、恥ずかしくて言えなー――い。 (そんな純か!!)

 ③ 泳ぐのがあまり好きではなくて、しかたなくダイエットのつもりで来ても、

   プールの隅のほうで浸っているだけだと、悲劇の現象が体内に生じます。それは・・・

   プールが暖房しているといっても、しょせん30度くらい。水温も28度~30度くらいです。

   もしここでじっとしていると体の温度は、約37度弱あるので、水温の方がだんぜん低い

   すると体の熱が水に奪われます。(水はまた熱伝導率が高い)

   そうなってくると、体は防衛手段に出ます。

   つまり、体に脂肪をためはじめて、あれよ、あれよという間に・・・太っちょのできあがり。

   それに水に入るだけでも疲れるから、プールから出たあとに、ガブガブ、ゴクゴク・・・

   もう知らない~~!!

以上のような原因で、水泳しても痩せない症候群の症状が出るのです。

では、これを解決するにはどうしたら良いのでしょうか?

 

≪水泳でやせる方法≫

 

水泳では次のような良い作用があります。

 ・抵抗が高い ・全身運動 ・水圧 ・伝導率が高い ・有酸素運動 

これらの作用は痩せるために、とても良い働きをしてくれます。

つまり、水の中の抵抗は空気の300倍あるので、普通の歩く動作でも、たくさんのエネルギーが

必要となります。しかも抵抗は全身にかかり、つまり全身からエネルギーが放出されるのです。

ですからただ動くだけで、全身運動をしていることになります。

 また水圧がいつも働いています。その水圧の強さは、簡単な実験で見ることができます。

それは首まで水に浸かって、ウエストを測ってください。

すると、な、なんと、いつものサイズより5センチ以上も細いではないですか?

(でもこれは痩せて細いのではないので、勘違いして喜ばないように)

約1メートルもぐるだけで、それだけの水圧が全身に均等にかかっているのです。

これによりすぐ痩せるのではないですが、体の引き締めのギブスをしていると同じですので

いつも水に浸っているなら効果があります。(でもじっとしていてはいけません。上記参考)

 そしてまた水は空気よりも多くの熱を奪う作用があります。

ということは、たくさん泳ぐと体は熱くなり水の中でも汗をかきます。

でも水の中ですので熱くなった体温はすぐに熱を奪われます。

つまり強制的に冷却されるので、陸上よりもオーバーヒートしにくくなるので、多くの運動ができ

エネルギー消費量がさらに増えるのです。

 また、水泳は長い時間をかけての運動です。

少し専門の話になりますが、陸上の短距離は無酸素運動といって、短い時間の運動です。(10秒)

そうすると体内にある糖分(単糖類・・・ブドウ等、果糖など)からエネルギーが供給されます。

それは主にすぐエネルギーに変わりやすいので、それが使われるのです。

でも水泳は時間的にいくら50メートルでも、20秒はかかるので、無酸素での運動はできません。

(これは息をするしないの問題ではありません。肺の中の空気を使うかどうかのこと)

そうすると体は酸素が必要になります。そうなると単糖類だけではエネルギーはまかないきれずに

多糖類のエネルギーを使いますが、これらは脂肪として蓄積されています。

血液中のエネルギーがなくなるといよいよ脂肪を分解しはじめます。

つまり、痩せれる~~~!! のです。

でも、脂肪を分解するのには時間がかかるので、最低でも15分は続けてある程度の強さの運動を

しないと効果は表れません。

目安として、1分120~130の心拍数の強さの運動・・・普通に泳いでればこれくらいは上がる)

これをエアロビック運動と言います。(エアロビスクもこの有酸素運動をとり入れたもの)

ですから、水泳は泳いでいるだけで、有酸素運動になるので、脂肪がどんどん消費されるのです。

結論として、水泳で痩せることはできるのです。

でも怖いのは、プールから出たあと、あの食欲との戦いです。

 

≪ダイエットの危険性≫

 

効果的にダイエットするのには、4つの原則があります。

 ①ふさわしい食物を ②ふさわしい時に ③ふさわしい量だけ食べ ④ふさわしい運動をする

この4つの原則を守ることです。

でも現実問題としては、なかなかそういう健康的なことはできません。

それで登場するのが、ダイエット食品やダイエット薬です。

でもこれは良いのもあり、悪いものもあり、慎重をきたさなくてはいけません。

危険性として挙げられるのは

 ・痩身薬・・・一時的に食欲を抑えてくれるかもしれませんが,体はすぐに順応し,食欲は戻ります。

        また新陳代謝の速度が下がり,どのみち太ることになります。

        めまい,高血圧,不安神経症の副作用や、中毒になる場合もあります。

      水分を排せつする作用のある薬や新陳代謝の速度を速める薬も同じです。

ローレンス・ラム博士は、「体脂肪を安全かつ効果的に落とす薬などない」と言ってます。

さらにむちゃくちゃなダイエット(絶食)をすると、起きる危険性としては次のようなことがあります

〇拒食症 〇成長停止 〇筋肉組織の損失 〇骨粗鬆症

〇ホルモン障害 〇転倒,骨折時の回復の遅滞などがあります

さらに危険なものとしては、ヨーヨーダイエットです。

これはダイエットをして、またリバンドして太って、また痩せてと、繰り返しおこなうダイエットです。

アメリカの連邦疾病対策センターが行なった研究によると、

ヨーヨーダイエットによる体重の増減の幅が約11㌔を超える人は、

喫煙者よりも寿命を縮める危険が大きい。

ブラウネル博士は,「体重を減らすだけでなく,減らした体重をいつまでも維持することが

本当にできないのであれば,ダイエットを行なうべきではない」と警告しています。

 

≪効果的なダイエット≫

 

①ふさわしい食物を ②ふさわしい時に ③ふさわしい量だけ食べ ④ふさわしい運動をする

この4つの原則を守ることが必要でしょう。

ですから水泳も4つのうち1つであり、水泳だけをしていれば痩せるわけでもありません。

ダイエットで成功するコツはなんでしょうか?

それは 『 ダイエットをウエストではなく頭から始める 』ことです。

つまり食べ物に対する考え方を変えることです。

好きな時に好きなだけ食べていると、痩せれるわけありません。

また、スナックや、コーラ等の炭酸飲料、ケーキ類を食事代わりにすることなどはいけません

つまり栄養はしっかりとって、カロリーの少ないものをバランス良く食べることを目指しましょう。

お菓子を食べないだけで、やせる人もいます。

朝食を抜いてもいけません。(同じ量を2回に分けて食べるのと3回では、2回の方が太る)

もちろん絶食なんかして、水だけで生活するのは、もってのほかです。 (危険性は上記参照)

確かに1週間で5キロとか痩せますが、健康的ではないしリバウンドします。

ですから、健康にダイエットするのは、時間をかけてゆっくりと減量する事です。

でも具体的にどのようにできるのでしょうか?

私もいろいろとダイエットを試して見ました。でもリバウンドするばかりで全然ダメでした。

それで何か栄養がとれて、カロリーが少ないよい素材がないか探していました。

最初は、カロ〇ーメイトを食べて、お昼とかを抜いたりしていたのですが、確かにその方法は

痩せるにはやせましたが、あるとき新聞でカロ〇ーメイトだけの危険性というのが載っていました。

それに風邪をひきやすくなったりして、どうも体調がおかしい感じがしました。

ですからカロ〇ーメイトだけの食事は危ないみたいですね

でも最近は、いろいろな栄養補助食品が出されていますから、そういうものを上手に利用して

しっかり栄養を取って、カロリーをとらないように、できるといいかもしれませんね。

蛇足ですが、この間、テレビ特命リサーチ200Xで、イニシュリンダイエットなるものを放送していました。

食事をとると糖になりやすい食品と、なりにくい食品があるので、なりにくい食品を選んで食べるそうです。

これだと、たくさんの運動も、食事制限もいらない究極のダイエットだと言ってました。

くわしくは番組のホームページをご覧ください

 

では、みなさんも健康的なダイエットを心がけるようにしましょう

ダイエットして死ぬことがないようにね (死ぬ人もいるんだよ)

そして、じょうずに水泳とも親しみながら、いい人生を送りましょうね。

 

少ない食事でどうしてもお腹が減る時の秘密兵器

夜中にお腹が減った時、そこで食べてしまうと太ってしまうことは分かってますね

そんな時、どうしたらよいのでしょうか。

その時に食べて良いものは、体に良い物質でほとんど瞬時に満腹になり、

カロリーを一切含んでいないもので、安いものが1番良いでしょう。

そんな秘密兵器みたいな食べ物なんてあるのでしょうか?

なんと、あるんです。しかもとても身近に・・・。

それは、な、なんと、お水 (ミネラルウォーター) なんです。

ダイエットを成功させる点で、一日6杯から8杯の水が果たす役割はバカになりません

空腹を訴えても水しかもらえないということを体がひとたび覚えると

空腹感は静まってゆくのです。

これまでの人生でずっと続いてきた夕食後、食べ物をつまむ習慣をやめるのに、

うえで,水以上に役立ったものはありません。

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